ポルトガルの食べ物、生活、観光情報


by caldoverde
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

<   2014年 02月 ( 1 )   > この月の画像一覧

LX ファクトリー

a0103335_526428.jpg
4月25日橋のたもとにある

  アンゴラ領事館やモアンバのレストランのあるアルカンタラ地区は、かつては様々な工場の集積する一大工業地域だったが、今やリスボンで最もクリエイティブなゾーンになっている。煉瓦やコンクリートの工場群はLX(リスボンの略称)FACTORYとして、ポップでレトロなカフェやレストラン、ブティック、インテリアショップ、スタジオやアトリエに生まれ変わった。ほとんどの店が工場で使われていた什器や中古家具をリサイクルし、開放的なスペースの中に昔の機械や設備をそのままインテリアに利用して、過去と現在が絶妙に共存したユニークな空間を構成している。
a0103335_526465.jpg

 ここではライブを始め様々なイベントも行われるが、特に日曜日にはLXマーケットという青空市が開かれる。古着、手作りアクセサリー、チーズや腸詰などの食品、古道具など、ミニ泥棒市の様相だ。しかし商品も人々も怪しげな本家の泥棒市より、売り手も客層も若くてお洒落である。子供連れも多い。
a0103335_5264729.jpg
a0103335_5265835.jpg
ワインの木箱に古い新聞や雑誌を貼り付け、中にアンティークの陶器や人形を飾るオブジェ

  またここにはリスボンの出版文化の一翼を担う書店、LER DEVAGAR (ゆっくり読むの意)がある。巨大な吹き抜けにびっしりと並ぶ本は新刊も古書も、国内の本も洋書(?)もあり、ポルトガル語を知らない人でも本好きならきっと夢中になれる。心地よいジャズが流れ、アートの展覧会を行うギャラリーやカフェも併設されている。オヤジがサッカー新聞を読んでいるカフェでコーヒーを飲むよりも若干(数段)知的に見えること請け合いである。
a0103335_526501.jpg
児童書コーナーもあり
a0103335_5265264.jpg
チープな鉄パイプの椅子やテーブルもおしゃれに
a0103335_5265375.jpg
2階はCD売り場。試聴もできるみたい

  この本屋に、インダストリアル・シックという英語の本があった。既に役目を終えた工場を店舗や住宅として再生し、レトロなデザインの工業製品をインテリアに取り入れるのがトレンドらしい。アルカンタラのLXファクトリーは正にインダストリアル・シックの好例だ。
a0103335_52655100.jpg
脂が使われていないので軽いかなと思ったら激甘のメレンゲケーキ
a0103335_5265491.jpg
不気味なおじさん人形と古いアコーディオン
a0103335_5265788.jpg
フランスのアーティストによるオープンリールの録音機を使った動くオブジェ
[PR]
by caldoverde | 2014-02-03 05:10 | カルチャー | Comments(11)