イチゴワイン(モランゲイロ) その2
2012年 10月 06日
ポルトガルのどぶろくモランゲイロの店「ゼー・ドス・コルノス」は元は炭屋だった。メニューを見ると肉や魚の炭焼きが主力らしい。ポルトガル料理はあまり手を加えずに塩を振って焼くだけのものが一番美味かったりする。元炭屋の焼肉や焼き魚がハズレな訳がない。日をおいて昼食時に一人で乗り込んだ。
狭い店は既に満員で外に5人連れが待っている。しかし私はうまく滑り込むことができた。6人がけのテーブルの、男に囲まれた真ん中に相席である。どのテーブルにも赤い液体の入ったラベルのない瓶がおいてある。
おじさんが具のたっぷり入ったスープを運ぶのを見て、同じものを注文した。「石のスープ」から肉類を除いたようなリッチなスープだ。
具は二種類のキャベツ、豆、ニンジン、ジャガイモ、米の形のパスタなど
向かいの男性は手で骨付肉を頬張っている。私も同じものを頼んだ。「ボン?(おいしいですか?)」と聞いたら「いや、ムイトボン(超美味い)」という返事。やってきたのは長さが30cmもあろうかと思われる肋骨の上に山盛りのフライドポテト。骨と骨の間にナイフを入れて切り離し、トウモロコシを食べるように両手で骨を持ち、肉を歯でこそげ取る。焦げた部分が香ばしい。ちょうど良い塩加減だ。自家製ピリピリソースをつけるとまた食欲が刺激されイチゴワインが甘く感じる。

もう古いiPhone3GSで撮った写真。結構美味そうに撮れます。
隣の男性はこれまた旨そうな砂肝の煮込みを食べている。煮汁のしみたご飯を横目で見るとまた口の中に涎が。
オレンジ色のビンがピリピリソース。唐辛子、ニンニク、レモンまでは材料を特定できた
ネクタイを締めた会社員、現場で働く職人、学生風の若者、薬局の店員か美容師らしき女性、銀髪を綺麗にセットした老婦人など色んな人々がイチゴワインを傍らにお喋りに花を咲かせ、山盛りの肉やフライドポテトに舌鼓を打ち、おじさんと兄さんがコマネズミの様にテーブルを回り、厨房に注文を伝える怒号が飛び交う。頭に被り物をつけた青いワンピース型エプロンのおばさんシェフは厨房と炭火のグリルを行ったり来たり。
熱気と喧噪に満ちた下町食堂は、過去へのサウダーデばかりでない、ぎゅうぎゅう絞られる庶民の怒りを内包した炭火の如きパワーを感じた。
狭い店は既に満員で外に5人連れが待っている。しかし私はうまく滑り込むことができた。6人がけのテーブルの、男に囲まれた真ん中に相席である。どのテーブルにも赤い液体の入ったラベルのない瓶がおいてある。
おじさんが具のたっぷり入ったスープを運ぶのを見て、同じものを注文した。「石のスープ」から肉類を除いたようなリッチなスープだ。

向かいの男性は手で骨付肉を頬張っている。私も同じものを頼んだ。「ボン?(おいしいですか?)」と聞いたら「いや、ムイトボン(超美味い)」という返事。やってきたのは長さが30cmもあろうかと思われる肋骨の上に山盛りのフライドポテト。骨と骨の間にナイフを入れて切り離し、トウモロコシを食べるように両手で骨を持ち、肉を歯でこそげ取る。焦げた部分が香ばしい。ちょうど良い塩加減だ。自家製ピリピリソースをつけるとまた食欲が刺激されイチゴワインが甘く感じる。


隣の男性はこれまた旨そうな砂肝の煮込みを食べている。煮汁のしみたご飯を横目で見るとまた口の中に涎が。

ネクタイを締めた会社員、現場で働く職人、学生風の若者、薬局の店員か美容師らしき女性、銀髪を綺麗にセットした老婦人など色んな人々がイチゴワインを傍らにお喋りに花を咲かせ、山盛りの肉やフライドポテトに舌鼓を打ち、おじさんと兄さんがコマネズミの様にテーブルを回り、厨房に注文を伝える怒号が飛び交う。頭に被り物をつけた青いワンピース型エプロンのおばさんシェフは厨房と炭火のグリルを行ったり来たり。

熱気と喧噪に満ちた下町食堂は、過去へのサウダーデばかりでない、ぎゅうぎゅう絞られる庶民の怒りを内包した炭火の如きパワーを感じた。
いや~熱気が伝わってくるようです~。昼時に読んじゃいけなかったな、、、おなかすいた。。。うどんやそばじゃ、ガマンできそうにないぞ。
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とても落ち着いて食事が出来る雰囲気ではありません。騒がしいので必然的に話し声も大きくなります。夕方はまた客層が違って、ガテン系の兄さん達ばかりで女一人では入りづらい感じです。女がいると話にくい話題もあるんでしょう、何でこんなとこに来るんだという視線覚悟です。
ああ、このスープうまそう!旅行中の日本人の若者が二人出てきて「すごいっすね~、ここの肉!美味かったっす!」と言ってましたw
夜は口紅つけてミニスカートに網タイツでいくと、ガテン系のお兄さんにおごってもらえるかもしれません。そういう道ですもんねwww
夜は口紅つけてミニスカートに網タイツでいくと、ガテン系のお兄さんにおごってもらえるかもしれません。そういう道ですもんねwww
料金請求したら、あそこでおごっただろ?って言われそうです。
ちなみに小さいコップのイチゴワインは50セントです。
ちなみに小さいコップのイチゴワインは50セントです。
日本では居酒屋、焼肉、牛丼、女性一人で入れる所が増えました。ポルトガルは結構、オッサン御用達の店が多いんですかね?
昔からやっている店は常連でもっているので、改装する必要もなく、味も素っ気もない内装や什器、トイレは男女兼用(これはいやだ)、メニューは安いけど、目新しい流行りものはない、とオヤジが集まりやすい環境です。
ワインも食べ物も美味しそう過ぎてもう一回読んでしまいました。ポルトガルって秘密めいた下町食堂が多そうで羨ましい限りです。
こういうとこは子連れ観光客なんて邪魔でしょうね。さっさと注文してバクバク食べてさっと退場が暗黙の了解でしょうか・・・・。
こういうとこは子連れ観光客なんて邪魔でしょうね。さっさと注文してバクバク食べてさっと退場が暗黙の了解でしょうか・・・・。
昼休みは殺気立っていますが、時間を外して行けば子連れでも大丈夫ですよ。一般的にポルトガル人は小さい子供に優しいです。
by caldoverde
| 2012-10-06 05:12
| 酒・ワイン
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Comments(10)

