快楽との仁義なき戦い 第3ラウンド
2012年 10月 11日
私の住むアパートの1階と地階にあるカフェの騒音問題をめぐって10月10日にオーナー達と管理会社が会議を開くことになったが、それに先立つ8日に、オーナー数人そして私と隣の大猫ガト君のおばさんの2人の店子による住民会議が行われた。
私とガト君のおばさんは杜撰な工事の写真や、騒音についてのアンケート、カフェの取得した営業許可、建物の用途に関する登記書類などのコピーをとり、製本して資料としてオーナー達に渡した。
資料をまとめると最初からおかしな事だらけだったことが益々明確になってきた。

我輩は猫である。名前も猫(ガト)である。体重は7kgである。
1、元々建物の1階と地下の店舗は商業を目的とし、ものを作る(料理や製菓)ためのものではなかった。したがって、地下を飲食店にするには高さが足りず、床下の地面を掘ってどうやら基準をクリアしたらしい。
2、カフェのオーナーが管理組合に申請した名目は「パステラリア(菓子店)」だったが、市から取得した業種のカテゴリーは「伝統的レストラン」で、副次カテゴリーとして「パステラリア」「バール(飲み屋)」「テイクアウト」が加えられていた。
3、カフェは管理組合に営業時間を7時から23時と申請したのに、後に市から午前1時までの営業許可を取得している。住民には知らされていない。
4、飲食店の排気装置は建物から最低50cm離して設置し、半径10m内は近隣の建物と接してはならないという規則があり、カフェは営業を始めるに当たって完璧に法律に準拠した換気及び防音の設備を施す旨を管理組合に言っているが、実際は全く無視されている。

カフェの排気装置は屋上の物置のコンクリートの屋根に直に置かれている。隣の建物からはわずか15cm程しか離れていない。そばには煙突になるはずのアルミ管が放置されている。
5、住民の度重なる苦情に対し、リスボン市警察はカフェのオーナーに説明を求めたが、査察は行わず、「店は全て法律の基準に従っており、苦情は根拠がない」と言うオーナーの言葉を鵜呑みにした。
市役所や警察は以前から同じ店の苦情をメールや電話でかなり受け付けていたが、具体的な証拠がなかったので動かなかった様だ。私はアンケートや写真を直接窓口に持って行ったので、案外早く役所がリアクションを起こし騒音検査が行われたらしい。

近所の建物を覆うタイル。これを選んだ建主って・・・
市の環境課の騒音検査はカフェによって3度キャンセルされ、その都度日時が改められた。仏の顔も3度まで、遂に堪忍袋の緒が切れた私は、騒音だけでなく営業許可も問題にしようと再度市役所に行き、関連部門の建築家を紹介された。
ガト君のおばさんと私がオーナーの一人に資料を見せながら状況を話している最中に、件の市の建築家が電話を入れ、おばさんが全ての経緯を説明した。
その会話の中で、更に驚くべきことが露見した。書類上カフェの営業は何と今年の9月からということになっているそうだ。実際の開店は昨年の9月である。怒りを通り越して脱力した。全てがデタラメだ。
建築家は私の撮った写真を見て、なすべきことが全くなされていないことを確認し、近いうちに市当局による査察が行われることを告げた。
開店前に査察やらんかい普通は?!、と私達はツッコミを入れたくなった。今はポルトガルでも行政改革で色んな手続きが簡略化されたので、書類を揃えて役所にお金さえ払えば、店を開くのは簡単になったようだ。
カフェのオーナーは組合に登録された土木技師でもあり、適当に工事して適当に書類を作るのはお手の物、市役所の知り合いにでも託せば、多少の手抜きは誤魔化せると目論んだのだろう。しかし誤魔化すには騒音はあまりにも酷すぎた。直ぐに苦情に対応して騒音を無くしていれば、営業許可の問題にまで進展しなかったのに。うちはちゃんとやっているの一点張りで、挙句にどこかの騒音検査技師を派遣して「問題なし」という報告書を管理会社に提出させた。その後、本物のリスボン市の技師が私の家で検査を行ったのは前の記事の通り。

これも近所の建物。壁が植物で覆われている。
はたして罰金で済むのか、工事のやり直しを命じられるのか、営業を取り消されるのかは知らないが、カフェも黙認していた管理会社も何らかの責任を取らなければならないだろう。
結果を見るまでしばらくは騒音を我慢しなくてはならないので、音楽を聴きながら寝ようと思い、雑音カット機能のあるイヤホン1万6千円也を買ってしまった。これもカフェに請求できるだろうか?(まだたぶん続く)
私とガト君のおばさんは杜撰な工事の写真や、騒音についてのアンケート、カフェの取得した営業許可、建物の用途に関する登記書類などのコピーをとり、製本して資料としてオーナー達に渡した。
資料をまとめると最初からおかしな事だらけだったことが益々明確になってきた。

1、元々建物の1階と地下の店舗は商業を目的とし、ものを作る(料理や製菓)ためのものではなかった。したがって、地下を飲食店にするには高さが足りず、床下の地面を掘ってどうやら基準をクリアしたらしい。
2、カフェのオーナーが管理組合に申請した名目は「パステラリア(菓子店)」だったが、市から取得した業種のカテゴリーは「伝統的レストラン」で、副次カテゴリーとして「パステラリア」「バール(飲み屋)」「テイクアウト」が加えられていた。
3、カフェは管理組合に営業時間を7時から23時と申請したのに、後に市から午前1時までの営業許可を取得している。住民には知らされていない。
4、飲食店の排気装置は建物から最低50cm離して設置し、半径10m内は近隣の建物と接してはならないという規則があり、カフェは営業を始めるに当たって完璧に法律に準拠した換気及び防音の設備を施す旨を管理組合に言っているが、実際は全く無視されている。

5、住民の度重なる苦情に対し、リスボン市警察はカフェのオーナーに説明を求めたが、査察は行わず、「店は全て法律の基準に従っており、苦情は根拠がない」と言うオーナーの言葉を鵜呑みにした。
市役所や警察は以前から同じ店の苦情をメールや電話でかなり受け付けていたが、具体的な証拠がなかったので動かなかった様だ。私はアンケートや写真を直接窓口に持って行ったので、案外早く役所がリアクションを起こし騒音検査が行われたらしい。

市の環境課の騒音検査はカフェによって3度キャンセルされ、その都度日時が改められた。仏の顔も3度まで、遂に堪忍袋の緒が切れた私は、騒音だけでなく営業許可も問題にしようと再度市役所に行き、関連部門の建築家を紹介された。
ガト君のおばさんと私がオーナーの一人に資料を見せながら状況を話している最中に、件の市の建築家が電話を入れ、おばさんが全ての経緯を説明した。
その会話の中で、更に驚くべきことが露見した。書類上カフェの営業は何と今年の9月からということになっているそうだ。実際の開店は昨年の9月である。怒りを通り越して脱力した。全てがデタラメだ。
建築家は私の撮った写真を見て、なすべきことが全くなされていないことを確認し、近いうちに市当局による査察が行われることを告げた。
開店前に査察やらんかい普通は?!、と私達はツッコミを入れたくなった。今はポルトガルでも行政改革で色んな手続きが簡略化されたので、書類を揃えて役所にお金さえ払えば、店を開くのは簡単になったようだ。
カフェのオーナーは組合に登録された土木技師でもあり、適当に工事して適当に書類を作るのはお手の物、市役所の知り合いにでも託せば、多少の手抜きは誤魔化せると目論んだのだろう。しかし誤魔化すには騒音はあまりにも酷すぎた。直ぐに苦情に対応して騒音を無くしていれば、営業許可の問題にまで進展しなかったのに。うちはちゃんとやっているの一点張りで、挙句にどこかの騒音検査技師を派遣して「問題なし」という報告書を管理会社に提出させた。その後、本物のリスボン市の技師が私の家で検査を行ったのは前の記事の通り。

はたして罰金で済むのか、工事のやり直しを命じられるのか、営業を取り消されるのかは知らないが、カフェも黙認していた管理会社も何らかの責任を取らなければならないだろう。
結果を見るまでしばらくは騒音を我慢しなくてはならないので、音楽を聴きながら寝ようと思い、雑音カット機能のあるイヤホン1万6千円也を買ってしまった。これもカフェに請求できるだろうか?(まだたぶん続く)
おお、いよいよ大詰めですね。いい方向に行って、安眠できる日が早く来ることを祈りつつ…。大どんでん返しがあったりしてと、心配しんぱい。
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今まで管理組合会議に一度も来なかったカフェの主人が、珍しく来たそうです。上の写真を見せられてどういう事か説明を求められると、知らぬ存ぜぬ、騒音は隣のスーパーだとまだ言い張っていたそうです。
大逆転の可能性…市の建築家がカフェの主人と友達だったとか、賄賂をうんと貰って口封じされるというケースですかね。そしたらテレビ局や新聞にたれこみます。
大逆転の可能性…市の建築家がカフェの主人と友達だったとか、賄賂をうんと貰って口封じされるというケースですかね。そしたらテレビ局や新聞にたれこみます。
偉い。日本人もごねたら、中国人に負けないぞと欧州に知らしめて下さいませ。
昔、貧乏旅行していた頃、コインブラのペンションで1泊3000エスクードと言われてそこに泊まって翌日4000エスクード請求された。仕方なく払ってその足で警察に届けた。半年後に警察からペンションで事情聴取を行ったという内容の手紙をもらった。差額は戻って来なかったけどね。言うだけ言って見るものだとその時思いました。
あー、ストレスをためない為にも言うことは言わないと。
ところで、旨い物はどうですかな?
ところで、旨い物はどうですかな?
カフェの主人は建築会社を持っているようです・・・やっぱりね。工事はもちろん自分の会社かその下請け。手抜きしまくりです。ピンはね、不正、汚職の臭いがぷんぷん。
検査技師から、検査の分析を10月に終了し、レポートは市の研究所で認証された後、環境課が関係者にお知らせしますとの連絡あり。
検査技師から、検査の分析を10月に終了し、レポートは市の研究所で認証された後、環境課が関係者にお知らせしますとの連絡あり。
by caldoverde
| 2012-10-11 08:26
| 生活
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Comments(6)

