自転車カフェ
2012年 11月 11日
(https://www.facebook.com/VelociteCafe)
そのアヴィラ通りの端、地下鉄サン・セバスチアン駅前に、ポルトガル初の自転車カフェVELOCITÉ CAFÉがオープンした。目印は建物から飛び出した自転車、または窓に吊り下げられた自転車である。店はカフェと自転車店プラス修理工房を兼ねていて、レンタサイクルもある。自転車に乗ったまま入って行けるようスロープがつけてある。店のそばには駐輪用の鉄パイプがあるので、愛車をチェーンで繋いでおけば安心して食事がたのしめる。白い壁一杯にリスボンの街のイラストを描いたおしゃれなインテリア。木の椅子やテーブルも可愛い。
メニューは軽い小洒落たものが多い。熱いコーヒーに氷を入れてレモンスライスとミントを浮かべたマザグランという飲み物に、山羊のチーズと蜂蜜のサンドイッチなるパリーのキャフェみたいな(行ったことないけど)ものを注文した。盛り付けもこのようにおっしゃれ~なのだが、味は普通である。
開店間もない頃から、舗道のテラス席ではいつもピタピタの自転車シャツを着た男達が談笑し、トラブルを起こした自転車を運び込むサイクリストがひっきりなしにやって来る。通行人も好奇心で中を覗き、珍しい自転車を眺めては店員に質問している。自転車好きの仲間が作った店なので、店員がメニューの注文取りよりも、自転車談議の方が熱心になりがちなのは仕方がない。(ポルトガルだから)
左の棚には小さく折りたためる英国製bromptonがぎっしり
私の愛車bromptonの部品を失くした時も、整備士は週末だったにもかかわらず知り合いのディーラーに連絡し、在庫の有無を確認、連絡してくれた。後日部品を受け取り、家で自力で取り付けを試みたがダメで、結局この店に持ち込んだ。支払ったのは部品の代金だけだった。
(https://www.facebook.com/VelociteCafe より)
仙台では見たことのなかったTOKYO BYKEというブランドや、ポルトガル唯一の国産車ÓRBITAなど変わった自転車があるので、自転車を愛する人はリスボンにお越しの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(https://www.facebook.com/VelociteCafe より)
あれ、日本のディーラーならお客様にコーヒーとかお茶を出さないんでしょうか。
ガレージの中にフェラーリ、ロールスロイス、キャデラックがあって車の中でコーヒーを飲めるカフェなどあると面白いですね。でも1杯300円ではすまないでしょうね。