快楽との仁義なき戦い 第5ラウンド
2013年 03月 22日
私は慢性的な睡眠不足で頭が回らなくなった(必ずしも生まれつきではない)お肌にハリツヤがなくなった(年のせいばかりではない)身長の伸びが止まった(寝る子は育つと言われている)など甚大な被害を受けている。

特に休業日がなぜかうるさい。隣のガト君のおばさんによれば、休業日は冷蔵庫が空になり機械の振動が余計大きく響くのではないかと言う解釈だ。
日曜は夜に大きなグループの予約がなければカフェは早めに店じまいし、月曜は休む。そして何袋ものゴミ袋と生ゴミ専用のゴミ箱をアパートの入口の隣にある元家具屋だった空き店舗の前に、日の高いうちから放置する。回収は月曜日の深夜なので1日半放置していることになる。無論違法なので、私は毎週月曜日はカフェの出したゴミの写真を撮りため、これもまた市役所に苦情として持って行った。

周波数の違う3種類の耳鳴りのような騒音に悶々としていた日曜から月曜の明け方、我慢していたものがプツッと切れた。夜明け前の5時頃、家を出て近くの交番に向かい出動要請をした。やって来た警官は若くてイケメンだった。それだけでも通報した甲斐があった。自分の空耳かもしれないが、機械の音で眠れないと訴えた。警官は発生源がどこかとは言えないが、騒音があるという調書は書いておくと言ってくれた。これで第3者による証言ができたわけである。そして警官を呼ぶほどうるさいという事実を突きつけに、またまた月曜の朝一番で市役所の苦情窓口に行く決心をした。
積りに積もったカフェに関する苦情のいくつかは、行政命令を行う部署(罰金課)に回されていた。
1、勝手に営業時間を延長していた件
2、騒音の件
3、営業許可の件
4、屋上の物置の上に設置された違法な排気装置の件
少なくともこれらの4つの案件が処理中である。
1の営業時間に関しては最低罰金何ユーロと処分はほぼ確定している。
2の騒音については、カフェに3月5日から30日以内に騒音を解消するためのしかるべき処置を行わなくてはならないとの通達がなされている。もう半月経っている訳だが、実際は騒音がなくなるどころか逆にうるさくなっている。
面白い事に、私が管理会社に苦情を持って行ったり、管理組合の会議があったり、隣のガト君のおばさんが警察を呼んだり、騒音検査があったり、市役所が文書を送ったりすると、騒音が酷くなる。わざと嫌がらせしているのか、あるいは音が響かないように何かいじって逆効果になるのか知らないが、不思議なシンクロである。

市役所は一応何か指導したようで、いつも日曜午後から月曜日の夜にかけアパートの前に放置されるカフェのゴミ袋とゴミ箱がこの月曜日はない。朝アパートを出た時は何もなかったが、夜帰るとカフェの生ゴミ用のゴミ箱だけが出されていた。珍しくゴミ袋はなかった。カフェの誰かがわざわざ休業日に、許可された時間帯に、ゴミ箱を出しに来たのだろうか。(当然そうすべきであるが)
ガト君のおばさんは、最近店の前の写真を撮ってカフェの主人と何か話している男性を目撃した。彼女は男性は市役所の職員で、舗道に放置されたゴミを見に来たのではないかと推測している。
はたして解決の道を一歩踏み出したのか、泥沼の戦争に片足を突っ込んだのか…(まだまだ続く)

