ミーニョ・ガリシア ワインの旅
2013年 10月 07日

ポルトガル北部のミーニョ地方とスペインのガリシア地方のワイナリー巡りをしませんかと友達のりり子さんからお誘いが来た。カミーニャという北部の町に住む彼女のご親戚が、ミーニョとガリシアのワインと観光のプロモートに意欲的で、ぜひ日本に紹介したいという。彼は良質のワインを生産するワイナリーを選定し、葡萄の収穫時期に合わせて日時をアレンジしてくれた。私とOvosMolesさん、そしてその話を持ちかけてくれたりり子さんの3人は、各ワインメーカーから日本の観光使節あるいは有望なインポーターとしての歓待を受けた。
ポルトガルとスペインの国境をなすミーニョ川を隔てて向かい合うミーニョ地方とガリシア地方は、気候や文化が共通する点も多く、ワインもこの2つの地方で栽培される独特の品種の葡萄から作られている。アルバリーニョという白葡萄は、ポルトガルでは高品質のヴィーニョ・ヴェルデ(緑ワイン)の代名詞、スペインではこの品種で作られる白ワインのブランド名になっている。

一般的なヴィーニョ・ヴェルデはアルコール度数10度前後の軽めの若いワインだが、アルバリーニョ種から作られるヴィーニョ・ヴェルデは13度と普通のワインに近い度数となる。トロピカルフルーツ、柑橘系、ナッツ系などの複雑な香りと味わいを持ち、まろやかな酸味の豊潤なワインとなる。

初日に訪れたワイナリーは、スペインのミーニョ川河口に近いオ・ロサル村にあるテラス・ガウダ(Terras Gauda)。近代的な設備を持つ工場では、アルバリーニョを中心に、他の品種とも組み合わせた白ワインを数種類作っており、その優等生的な味と品質は国内外から高い信頼と評価を得ている。ワイナリーや工場は1年中見学を受け付けている。

ワイナリー見学の後、ガリシア州の最南西端ア・グアルダのサンタ・テグラ山を訪れた。ここには円環状に石を積み上げた住居跡が密集する「カストロ」(ケルト人の集落)がある。山の斜面にはたくさんの石の輪がびっしりへばりつき、まるで海底の巨大な珊瑚礁が陸に現れうごめいているように見える。

この日の夕食は、ポルトガルの松坂牛ことミランダ牛のステーキ。50cmもありそうな細長い皿に乗ってやって来た肉は、その大きさと厚みで私たちを圧倒したが、そのうまさは、淑やかな農耕民族のやまとなでしこを瞬く間に肉食系女子に変貌させてしまった。
良いぞ、これぞポルトガルという感じ! この調子で頑張れ。ところで、肉食系の何かに憑かれたのですか?狼とか?
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ひょっとしてこの石の集落は戦争で焼き討ちにあったのかも知れません。
肉は赤身でミディアムが美味しいです。風邪が治る。
肉は赤身でミディアムが美味しいです。風邪が治る。
この記事を待ってました。
私も行きたかったー。
私も行きたかったー。
by caldoverde
| 2013-10-07 21:06
| 酒・ワイン
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Comments(3)


