きよしこの夜
2013年 12月 26日
皆様におかれましては楽しい聖夜をお過ごしになったでしょうか?
24日は少々クリスマスらしいものをと、ローストチキン半身(激安)とワインを買って慎ましいXマスディナーを終えた頃、
大体、大音響でテレビを付けっ放しだったり、車内どころか別の電車やバスにまで聞こえそうな大声で携帯電話で話したり、建物は隣や上下の家の会話が筒抜けだったりと、ポルトガル人は音(量)に対してあまり繊細ではないと思う。ファドも語りかけると言うよりは、聞いてよあたしゃこんなに辛いんだから~あああ~みたいな主張のはっきりした音楽だ。
騒音のせいで、家でのマイXマスコンサートは中止になったが、心が洗われるような天上の音楽がポルトガルにもあるということはお伝えしたい。ルネサンス~バロック初期の作曲家、ドゥアルテ・ロボの宗教曲。
天使の声は、人間ならボーイソプラノか、カウンターテナーだと思う。天使には性が無いので、女声ではなく中性的な男声に違いない(多分) 世界遺産のアルコバサのサンタマリア修道院では、運が良ければ素晴らしいカウンターテナーが生で聴ける。ルイス・ペサスの「アヴェ・マリア」
消臭力のミゲル君は変声期を迎えあの高音はもう聞けないが、日本のお茶の間でも話題になった「聖者の行進」のヌーノ・ゲレイロ(ミゲル君と同じ名字)のハイトーンは今も健在。
思いがけず頂いた嬉しいプレゼントは、ボルダロ・ピニェイロの雪模様のマグカップ。ココアやホットワインを飲んで冬を乗り切ろう。
清掃局職員のストで、正月までゴミの山がどのくらい高くなるか、楽しみだねwww