メルカード・ルネサンス 2
2014年 05月 19日

長年リスボン市民の台所として親しまれてきたリベイラ市場も、寄る年波と全国に展開する大手スーパーには勝てず、往時の活気はすっかり失われていたが、5月18日突如リニューアルオープンした。
確か夏に改装工事が終わると聞いていたのだが、このポルトガルで予定より数カ月も早く工事が終わるというのは奇跡に近いことなので、この情報を提供して頂いたMoreiaさんと一緒に奇跡を見に行くことにした。

昨年カンポ・デ・オリーク市場が装いを新たに再開したところ、連日の盛況で大成功を収めたので、リベイラ市場も当然同じ路線を狙うはずである。
しかしカンポ・デ・オリークは住宅地の中にあるので、地域住民との繋がりを重視し、青果や精肉、鮮魚部門はそのまま生かされているが、一方リベイラ市場の周辺は商業地区で、またカイス・ド・ソドレ駅という交通の要のすぐそばとはいえ、定住している住民はそれほど多いとは思えないので、ターゲットは国内外の観光客が主になるだろう。

世界中の主要都市の最新情報を発信するTime Outという雑誌が仕掛け人らしく、あちらこちらに雑誌のロゴの看板や旗が見られる。市場の半分はフードコートになり、巨大な空間をぐるりと取り囲む店は昔ながらの八百屋や肉屋ではなく、Time Outに載るようなオサレな店の支店ばかりだ。


ポルトガル料理界のスターシェフの監修によるグルメハンバーガー屋とか創作(変態)寿司などが大勢を占める。シェフのこだわりと価格をぎりぎりまですり合わせた料理を大衆的な環境で気軽に味わって頂き、そのうち本店にもぜひどうぞという意図なのだろう。


バイシャ地区の缶詰屋や、ポルトのチョコレート屋、カンポ・デ・オリークの「リスボン一うまいエッグタルト」、カスカイスの行列のできるジェラート屋もあって、カイドブック片手にあちこち探し回らなくとも、リベイラ市場に行けばいっぺんに名物うまいもの巡りができるようになった。



願わくば、生まれかわったリベイラ市場には、移り気なマスコミに依存せずに「ポルトガルの食文化」のフラッグシップショップとしての役割を地道に継続して欲しいものだ。



工事中にかけられていたMontepioの垂れ幕がなくなってたので工事が終わったかな?と思ってました。
3月3日の段階で西側にあったお店も東側に移されてたけど、
このフードコートみたいなのは西側に出現しているのかな?
3月3日の段階で西側にあったお店も東側に移されてたけど、
このフードコートみたいなのは西側に出現しているのかな?
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正面玄関から入って左側(西側か)ですね。
「生ハム屋のイケメン若旦那」にごくっと唾を飲み込みましたwまあ、観光客が多い夏場も雨の多い冬場にも、交通至便で何お土産も揃うスペースになってくれるといいですね。まあ、お店の入れ替わりはかなりあるでしょうね~。
「生ハム屋のイケメン若旦那」にごくっと唾を飲み込みましたwまあ、観光客が多い夏場も雨の多い冬場にも、交通至便で何お土産も揃うスペースになってくれるといいですね。まあ、お店の入れ替わりはかなりあるでしょうね~。
東側は昔の市場のままです。ヨーロッパの田舎の面影を残すリスボンと流行に敏感な都会のリスボンと両方楽しめます。
by caldoverde
| 2014-05-19 21:10
| 話題の店
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Comments(3)

