ミランダ・ド・ドウロの旅 1
2014年 12月 25日

恒例のお一人様Xマス、今年は念願のミランダ・ド・ドウロに行くことにした。ポルトガルのほとんど最東北に位置するミランダ・ド・ドウロに行くにはリスボンからバスで約9時間。鉄道は無い。はっきり言って飛行機で日本からヨーロッパに行ける時間だ。町の前を流れるドウロ河を挟んだ向う側はスペイン。日本人である私は、国境に非常に心惹かれる。景色はそれほど変わらないのに、人々の話す言葉や街の様子がガラッと(あるいはちょっぴり)変わるというのが興味深い。しかもミランダ・ド・ドウロには独特の言語(ミランダ語)や文化があって、小さな国ポルトガルの意外な多様性を見ることができる。

ミランダ・ド・ドウロの有名な伝統芸能は、スカートをはいた男たちが棒を打ち鳴らしながら踊るパウリテイロスの踊りで、起源はギリシャともケルトとも言われ、女装のように見える衣装は実は戦士の装束なのだそうだ。

またXマス時期にはこの地方で「若者の祭り」と呼ばれる、日本のなまはげに似た奇祭がある。カラフルな蓑に鬼のような仮面を付けた若者が村を練り歩き、人々(特に女の子)を脅かす。キリスト教以前の土着の文化の名残であろう。

食いしん坊には、名高いステーキ「ポスタ・ミランデーザ」を外すことはできない。厚みが3cmはありそうな牛肉の塊を豪快に焼いたステーキは、ミランダ・ド・ドウロに来たら食べずに帰るわけにはいかぬ。私は以前TVのニュースでミランダのとあるレストランでポスタ・ミランデーザを食べる客のインタビューを見て以来、ずっとあそこであれを食べたいと願っていた。ついに念願が叶ってミランダに来たのだが、件のレストランはどうも冬季は休業らしく、閉まっていた。しょうがないので、ネットで評価の高かった他のレストランで食べることにした。

半人前を頼んだが、大男のげんこつのようなすごい塊がやってきた。焼き加減は、何も言わなければ自動的にレア〜ミディアムの生焼けで来る。味付けは塩のみ。肉の旨さだけで勝負する。ほとんど脂肪のない赤身で、噛めば噛むほど旨味が味わえるが、顎も疲れる。なかなかなくならない。3分の1位で満足しつつあったが、残すのが忍びないので付け合せのポテチやご飯は残し、だいたい完食した。ミランダ・ド・ドウロにいる間、ポスタ・ミランデーザの食べ比べをしようと思っていたが、毎日はとても無理だと実感した。
おお、その上の棒をならす踊りはPateo Alfamaで見たぞ。
そして、大きなお肉はやはり良いなぁ。
そして、大きなお肉はやはり良いなぁ。
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ポスタ・ミランデーザの値段は現地では11〜15€です。これは半人前10€でした。
げ~~~、9時間ですか?新幹線で九州へいくのとほぼ同じ労力ですねwwwで、なまはげを脅かしてきたんですか?めくるめく「若者の祭り」に参加したの?
この辺の「若者祭り」は、薪を燃やして飲んで踊るだけで、鬼の格好はしないようです。まだどこかでなまはげはやっているようですが、そこに住んでる人しか知らないようです。
日本では円安で牛肉の輸入が減ってるためか塊肉が近所のスーパーにありません。うらやましいです。
by caldoverde
| 2014-12-25 01:23
| ポルトガルの旅
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Comments(5)

