ミランダ・ド・ドウロの旅 3
2014年 12月 28日

ミランダ・ド・ドウロとリスボンでは気温が10度も違うので、リスボンではよほどのことでないと使わない毛糸の帽子とマフラー、手袋を用意した。確かに直接空気に触れる皮膚がピリピリする。電光表示板を見ると2度だ。昔は零下10度以下になることもあったという。一方夏は40度を超える暑さで、このトラス・オス・モンテス地方の1年は「3ヶ月の地獄と9ヶ月の冬」と表現される。しかしグーグルアースで地形を見ると、ほとんどの土地は四角に区切られて農地になっている。こんな交通の不便な、都会と隔絶した土地で厳しい気候と格闘してきたのかと、昔の人々の屈強さには驚嘆する。

インターネットで探した安ホテルは、窓からドウロ河とダムが見渡せる素晴らしいロケーションだ。残念ながら浴槽はなくシャワーだけ。一泊25€では文句は言えまい。Xマスシーズンはほとんど客もおらず、静かに過ごせる。しかし、イブの夜は下の食堂で経営者家族のXマスパーティが行われたようで、25日の朝に朝食を取りに行くと、ほとんど手をつけずに残された前日の宴の名残が見られた。

ホテルのある通りは「市場通り」と言う。24日に市場を覗くとほとんどがらんどうで、わずか2軒の肉屋が営業し、皮を剥かれたヤギを運ぶ男と、なたを振るって肉を叩き斬る女性だけが働いていた。魚も果物も野菜も何もない。いつもそうなのか、Xマスだからなのだろうか?通りの両側には安い洋服やリネン類を売る店が並んでいる。夏は大勢のスペイン人がバカンスを兼ねこの町に安い布製品を買いに来るのだろう。

観光シーズンにはドウロ河をクルーズ船が運行する。崖に棲息する鳥を見たり、河の魚も観察できる素晴らしいクルーズらしい。しかし冬は何もない。教会さえも開いていない。
町は城壁に囲まれた旧市街と新市街に分かれる。旧市街は車の進入が規制され、道路も歩きやすく舗装され、白壁の建物が並ぶとてもきれいな街並みだ。所々に花崗岩で出来た古い建物が現れる。



店のショーウィンドウのディスプレーは、田舎臭いが、地方性も良く現れている。この地方の民族衣装をアレンジした洋服や小物を売るブティックが1軒ある。フェルトの生地に、美しい模様を切り抜いたアップリケで縁取りしたもので、リスボンで行われる手工芸品見本市でも必ず出品されている。綺麗だがリスボンで着ると結構浮いてしまうかも。

当局お墨付きのミランダの地方産品を売る店もあり、店員マリオ君の熱心な口上に乗せされて、布地とコムギで出来たホッカイロを買ってしまった。土産物屋では、カレットと呼ばれるなまはげがミランダのもう一つのシンボルであるロバに乗っている人形を買った。この旅の大きな目的は、なまはげとロバを見ることなのだが、叶わないことも想定しミランダの記念品を購入したのである。

2年前に友達に勧められて日本で小豆の入った
肩にあてるレンチン・クッションを買いました。
さすがに焦げたマメの臭いが強くなってきたので
こっちでサクランボの種が入った同様の物をこないだ買いました。
所が変っても同じ様な物があるのですね。
肩にあてるレンチン・クッションを買いました。
さすがに焦げたマメの臭いが強くなってきたので
こっちでサクランボの種が入った同様の物をこないだ買いました。
所が変っても同じ様な物があるのですね。
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そうですか、長く使うと焦げた匂いがするようになるんですね。今のところラベンダーの香りがしています。そのうち麦こがしになるのかな?
このロバ人形、脱力感があって可愛いですね。そうか、ポルトガルカイロ、麦焦がしになるのか。買おうと思ってた矢先でしたw
ミランダは結構面白いお土産物が沢山あります。ミランダ語に翻訳された「星の王子様」とか、パグパイプとか、踊りに使う棍棒とか、およそ実用的じゃないけど、欲しくなる!
by caldoverde
| 2014-12-28 02:36
| ポルトガルの旅
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Comments(4)

