ポルトガルの食べ物、生活、観光情報


by caldoverde
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パンそぼろ

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右の小さなタンクはオリーブオイル、他の2つはワインのタンク

近所にワインを計り売りする酒屋ができた。1L、2L、5Lの単位で、リスボン、パルメラ、アレンテージョ、トラス・オス・モンテス各地方のワインが買える。専用瓶は50セントで、何回かリサイクルできるので、家に空瓶がたまらずにすっきりするし、試飲して好みのワインを選ぶことができるので、何度か足を運んだ。
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牛ハム、チョリソー、サラミ、オリーブ、パンなどつまみもあり

この店では様々なイベントも催される。先日はミガスというアレンテージョ地方の郷土料理と肉加工品の試食が行われた。ミガスとは、硬くなったパンを再利用して生まれた料理で、アレンテージョ地方にはそれぞれの村ごとに違うミガスがあり、またそれぞれの家庭でもおふくろ味のミガスが作られる。
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ニンニクの香りが腹の虫を刺激

基本材料は3つ。パン、ニンニク、オリーブオイルである。オリーブオイルにニンニクを入れて香りをつけ、細かく千切ったパンを入れ、中華料理のようにコンロの上で揺すりながら炒める。これにアスパラガスを加えたのがこの日紹介されたミガスだった。皿に盛ったミガスに数枚のチョリソーを添えればローコストでお腹が膨らむ一品料理となる。
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アレンテージョレストランではミガスは肉料理の付け合わせとして出されることが多い。豚肉をラードで揚げ、その脂でパンを炒めたミガスを添える。オリーブオイルを使ったものより風味が豊かで、肉が黒豚ならなお美味しい。でもカロリーは知らない。これも材料を余すことなく活用した料理だ。
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ミガスは写真のようなそぼろ状のものもあれば、水を加えてねっとりとしたものもある。もっと水分を加えておかゆ状にしたものはアソルダとなる。そろそろ野生のキノコやアスパラガスの季節だ。春の香りを楽しみに、キノコやアスパラガスの入ったミガスやアソルダを食べにアレンテージョに行きたい!
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Commented by おっちゃん at 2015-02-08 19:36 x
イタリアンのパンツァネッラとかいうようなものですかね?パン粉はなくてもパン屑はあるのね。
Commented by caldoverde at 2015-02-08 20:31
固くなったパンを使う、同じ発想ですね。ポルトガルに旅行にきた方は、食べ物の量が多すぎて残すのが申し訳ないと感じる方が多いのですが、残さないコツは、前菜やパンには手を出さないこと。これが難しい!
Commented by pato at 2015-02-14 06:02 x
ミガスってそうやって作るのかぁ。
量り売りのワインの魅力ですがやはり家まで持って帰るのが
私だと面倒くさいかな。
Commented by caldoverde at 2015-02-14 16:52
量り売りワインは赤白それぞれ最大4種類しかないので選択の幅は狭いですが、好みのものが見つかれば割安ですね。ポルトガルのワインの種類が多すぎて、中規模のスーパーの酒コーナーでも迷ってしまう。ラベルをじっと見ていると、飲むと頭が痛くなるかどうか何となく分かるようになったかな?
by caldoverde | 2015-02-05 21:14 | パン・ご飯 | Comments(4)