ポルトガルの食べ物、生活、観光情報


by caldoverde
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リスボンで鮮魚を見るなら

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テージョ河に浮かぶ帆船をイメージ

リスボンで新鮮な魚がある所と言えば、ピコアスやアルヴァラーデなどに昔ながらの、そして今でも活気のある市場がある。しかし生の魚と種類においては市場や巨大スーパーやデパ地下をはるかに凌ぐのが、エキスポ地区のリスボン海洋水族館、オセアナリオである。食卓に上る前のお魚が自然に近い形で展示されていてとても面白い。1998年のオープン以来ヨーロッパでも有数の規模を誇る回遊式水族館であったが、最近なんと旅行情報サイトのトリップアドバイザーで、世界の水族館ベスト1に選ばれた。
オセアナリオという名称がオーシャン(海洋)から来ている通り、世界の海の生き物が地域ごとに展示されている。
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私はマンボウが好きで、昔松島にあった水族館にマンボウを見に行った事がある。マンボウは巨体でしかもデリケートなので、飼ってもすぐに死んでしまうケースが多かった。松島のマンボウは狭い水槽の壁に張り巡らされた緩衝用のビニールにぶつかってはUターンを繰り返し、かわいそうだった。リスボンのオセアナリオでは2匹のマンボウが悠々とストレス無さそうに泳いでいる。
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ゴツゴツしています

ペンギンの水槽には氷もあり、飼育員からシシャモかワカサギのような魚を餌にもらっていた。贅沢な…
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私もシシャモやワカサギが食べたい

オセアナリオの一番の人気者はラッコのカップル。初代はアマリア(ファド歌手のアマリア・ロドリゲスから)とエウゼビオ(サッカー選手)と名付けられたが、今は代替わりしている。
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ほのぼのとします

とぼけた顔のサメがガラスにぴったりと寄りかかり、見学客の人気者となっていた。
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みんな写真に撮っていた

ポルトガル語でオオカミウナギという名前だが、日本名はウナギ犬に違いない。
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こう見えても恥ずかしがり屋なんです

カニはよく街中でも見るが、タカアシガニはさすがにレストランの生け簀には入きれない。
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美味そう…

砂に隠れたカレイやヒラメ。何匹いるでしょう?
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5匹はいます。見つけましたか?


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現在、特別展として日本の水景クリエイターでネイチャー写真家の天野尚(あまの たかし)氏の製作した、世界最大の淡水魚の水槽が展示されている。
自然の生態系を忠実に再現した、全長40mの水槽は、展示室を巡るように設営されている。暗い展示室に足を踏み入れると、京都の古寺の庭か、大名の城の大広間の障壁画のようなパノラマが展開する。自然を再現しながらも、洗練を極めた典雅な理想郷を描いた芸術作品である。この水中庭園が公開されてわずか数ヶ月後の8月4日、天野氏は逝去された。氏の最後の作品がオセアナリオを世界一の水族館に押し上げた要因の一つであることは間違いない。このネイチャーアクアリウムは、2年間展示されるそうだ。魚の好きな方はぜひ会期中にリスボン海洋水族館を見学されたし。






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by caldoverde | 2015-09-16 17:18 | カルチャー | Comments(0)