冬の模様替え
2015年 12月 16日
引っ越して2度目の越冬に備え、ワンルームの我が家を模様替えした。まずドアから入る隙間風をシャットアウトするためにスポンジテープを貼った。強風でドアがガタガタ音を立てたり、スウスウ冷たい風が侵入するのは幾分解消された。しかし隙間風の侵入口はドアだけではなく、掃き出し窓もである。窓を覆っていたのは、前の持ち主が残していったペラペラの麻のカーテン1枚だけだったが、擦り切れて穴も開いているので、カーテンを新調した。目隠し用の薄い白いカーテンと、防寒用の厚めのもの2枚で断熱効果を計り、色柄にマッチするようなカーテン留めの飾り紐も見つけた。擦り切れ穴の開いていた前のカーテンに比べると、ちょっとゴージャスになった。
猫のイラストカレンダーに猫の好きそうなボールの付いた飾り紐です
ソファは合成皮革でヒヤッとするので、去年IKEAで買ったアクリルの毛皮風の敷物を両面テープで春まで留めていた。暖かくなって剥がそうとしたら、合成皮革の表面がボロボロになってしまい、中古でも気に入っていたので泣きたくなった。今年はこのような失敗は繰り返すまいと、カーペット用の滑り止めシートを近所の中華ダイソーで購入した。
夏はこうでした
食べた後ソファーでくつろいでいると、必然的に横になり、うたた寝して風邪をひくのは毎年恒例化しているので、肌寒く感じたらすぐに引っ掛けられる、しかも出しっぱなしにしても変じゃない毛布のようなものも欲しくなり、アクリルのヒョウ柄の起毛のブランケットと同素材のクッションを2個買った。クッションはそれぞれ違う店で買ったので、色が微妙に違うが、まあいいや。元からあった猫のクッションとともにソファに置くと、だいぶ暖かそうになった。
壁にはアソーレスの魚図鑑のポスターをかけていたが、なんか寒い感じがするので、別の絵を飾ることにした。ポスターや版画などを見て回ったが、どうもコレといったものがない。しょうがないので本物の絵を飾ることにした。ミロ・クレー・カンディンスキー風「皆で渡れば青信号」という題名で、2015年の作品。13€の中国製キャンバスに適当に塗った(描いたではない)私めの超駄作。欲しい方は1000€でお譲りします。
テーブルも部屋に合わせて緑色に塗ってもらったが、塗料臭くて参った
インターネットの不用品売買サイトでエクステンションテーブルを買い、ソファの高さに合わせて脚を切ってもらった。広げれば結構大きめの食卓テーブルや作業台になるし、上から毛布をかけたらコタツになるなと満足するのも束の間、脚切りと塗り直しを頼んだ向かいの家具屋のおじさんに、こんな安物は直して使う価値ないよ、とバッサリ言われガッカリ。建前上もらった事にしてるが、実は180€も払ったのだ。デザインは気に入っているが、確かに素材も造りも粗雑だ。売主はフランスから持ってきたと言っていたので、値段は輸送費と考えよう。
これで冬支度は準備万端。しかし、冬が来ない…12月15日のリスボンの気温は20度。半袖で歩いている人がいた。
意外と違和感ないね。
テーブル横のライトが宇宙船っぽくて
可愛い。
今度なにかうちの居間用に絵を描いて
もらおうかしら。Paula Regoの隣に
ぴったり合うようなの。
私も小学校低学年の時に書いた漫画「サスケ」が実家にあれば、高く売れそうだな。