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ポルトガルの食べ物、生活、観光情報


by caldoverde
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貧乏人食堂

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前菜のミニサイズのタラコロッケは揚げたての熱々

その店には看板がなく、顧客の間では貧乏人の食堂と呼ばれている。7€でパン、ドリンク、メインデッシュ、デザート、コーヒーとコースが食べられ、味も良いので、近隣の市営住宅に住む庶民や外回りの会社員でいつも賑わっているそうだ。この木曜日はここ数年平日になっていた宗教的な祭日がまた休日に戻ったので、店が営業しているかどうかをお得意さまのBさんご夫妻に確認してもらった上に、リスボンの郊外にあるこの店まで車を出していただいた。
カーボヴェルデ人のオーナーとその奥さん(何代目かの)のシェフによる家族経営のこの店は、炭火焼が美味しい。4人でそれぞれ1種類ずつ頼み、皆でシェアした。そろそろ旬のイワシもあったが、この店で特に美味しいのは豚の頰肉なので、ほっぺたを中心に頼んだら、豚肉ばかりになった。

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クミンの香りがアクセントの豚頬

豚肉の頰肉は煮たものが多いけど、ここでは食べやすく開いて焼いてある。


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レバー嫌いの方にもお勧めのイスカス

昔、イスカスというものが何なのか知らずに頼んだら、油の中にどっぷり浸った巨大なレバーが出てきてがっかりした。実はレバーのあの食感と臭いが苦手だった。しかしBさんはここのは美味しいから、と言うので騙されたつもりで食べたら、本当に美味しかった。薄切りにし良く血抜きをして焼いてあるので、いけ好かないと思っていたイスカスをちょっと見直した。


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こんがり香ばしく焼けたピアノ

私はピアノを頼んだ。骨つきのあばら肉がピアノの鍵盤に似ているからピアノなのだろう。1本づつ切り離し、両手で持ってかぶりついて食べるのでピアノではなくハーモニカだ。私の歯では肉がすっかり骨からこそげ取れないのが悔しい。


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これも骨までしゃぶりたい美味しさ

黒豚のポークチョップもボリュームたっぷりでコテコテの美味しさ。脂の多い部位だが、黒豚は脂肪に甘みがあるので、適度な塩気が味を引き締め旨さ倍増。付け合わせのご飯やフライドポテトもいい味出している。流行っている食堂はポテトが美味しいのだが、冷凍ではなく生のじゃがいもを使うか否かによるらしい。

メインで十分にお腹が膨れるので、デザートが別会計なら端折るところだが、せっかくのセットメニューなので、ビスケットケーキとプリンを注文。
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何の観光名所もない、住民もレストランのオーナーもアフリカ系移民ばかりという団地の中にある店だが、リーズナブルな値段と味は隣まちの住民も引き寄せる。リスボンから車で行ってもお財布は痩せずにお腹がいっぱいになる貧乏人食堂だが、タクシーの運転手にはどう説明すればいいのだろうか?ドライバーは安くてうまい店をよく知っているので、業界では案外有名な店なのかもしれない。


Commented by おっちゃん at 2016-05-31 16:10
お友だちに乗せてもらいながらも、外食できるまでに回復されたのですね!!よかった。
その地区は治安は大丈夫なの? アフリカ風のメニューが出るの?
Commented by pato at 2016-05-31 21:59
へぇ、そのBさんて20世紀末までは
「豚肉とブオトコアレルギー」とか言ってたけど、
アレルギーって克服できるんだね。
希望が見えてきました。
Commented by caldoverde at 2016-06-01 02:51
おかげさまで松葉杖無しで歩けるようになりました。骨折自体よりも、固定されて固まった関節や捻った靭帯の回復が時間がかかって大変です。
私はポルトガルに来るまで肉は絶対食べず、カレーは家族のと別に肉なしのを分けて作ってもらっていました。(母ちゃんごめん)なのに今は肉は何でもOKです。だからアレルギー(好き嫌い)は治ります。アナフィラキシーが出なければですね。
by caldoverde | 2016-05-27 04:44 | 肉料理 | Comments(3)