小さな鰯はペティンガと呼ばれる
6月13日の聖アントニオの日のみならず、6月は鰯を食べる月だ。でももう鰯はいい。この前小鰯を10匹食べたし、どこに行っても鰯を焼く臭いで辟易してしまう。何か違うものを食べたいけど、特にこれと言ったものがなければやっぱり鰯かなあと思いながら、近所のマデイラ料理店に入った。ここなら鰯ではない何かがあるはずだ。案の定今日のお勧めに「ズッキーニの詰め物」というメニューがあった。外食でサラダ以外の野菜を食べる機会が少なく、初めて見るメニューでもあるので興味がわきこれを注文した。出て来たものは、ほぼ予想通りの、ズッキーニの上にミートソースとチーズをのせて焼いたものだった。イタリア料理なのか、ポルトガル料理にも存在するのか、マデイラ島の郷土料理なのか、はたまたシェフのオリジナルなのかは判らないが、味も予想通りで満足した。予想と違ったのは、ズッキーニを縦に二分して種のある部分を少しくり抜いてミートソースをのせている点。考えてみるとこれが一番簡単なのだが、私は輪切りにしたものの中央を空洞にしてそこに詰め物をするのかなあと漠然と考えていたので、茄子田楽みたいなものが来て一瞬何だこれは?とフリーズしてしまった。
ズッキーニのシャキシャキ感がうまい
ミートソースさえ何とかすれば簡単で美味しくできるはずだ。今度は自分で作ってみようと思いながらモリモリ食べていたら、視線を感じた。目をあげると斜め向かいのテーブルのフランス人らしき3人連れの中の女性が私の方を見ていた。よほどズッキーニが美味そうに見えたのか、よほど私が美味そうに食べていたのか。私も彼らが何を食べるのか気になった。やがて給仕が3つの小鍋を向かいのテーブルに運んで来た。給仕は一つの鍋を開け、チラと客に中身を見せた後、両手に持ったスプーンで中身をわしわしとかき回し始めた。パンをドロドロにしたアソルダ(パン粥)で、生卵が落としてあり、それを食べる直前に混ぜ合わせるのだ。よく混ざったそれは、初めての人にとっては決して美しくはない。せめて卵を崩さずに半熟になるまでおいた方がよほど美的に見えると思うのだが。3人組は全員アソルダを注文していた。うち一人はかき混ぜなくてよいと給仕にサービスを断った。私と同じ感覚の持ち主かもしれない。そんなにアソルダ好きかい?まあ美味いけど、3人別々のものを頼んで皆で分けて食べたらもっと楽しいのに、と思うのは大きなお世話だろうか。
直接関係ないけどリスボンの近くのケルース宮殿そばの店のフランセジーニャ(フランス娘)
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