久しぶりに引き出しを開ける
2019年 03月 26日
仕事の打ち上げという事で、友達から日本風居酒屋「引き出し」にご招待された。以前にもブログに書いたが、ちらし寿司やおまかせコース料理がなかなか美味しかった。リスボンでは今やスーパーにもパック寿司や冷凍寿司があるほど寿司が大衆化している。大衆化には中華系、ポルトガル系の良くいえば独創的、はっきり言って邪道な寿司屋が大いに寄与している。まともな寿司を出すところはそう多くはない。日本風タスカを謳う「引き出し」は食べ物ばかりではなく器やインテリアもさり気なく本場っぽい。飛び交う言葉がブラジルポルトガル語なのが不思議に感じるほどだ。この日はランチメニューの寿司盛り19€を注文した。小鉢や刺身、味噌汁も付く別のコースもあるのだが、寿司だけたくさん食べたい。その欲求は十分に叶えられた。
新鮮なネタがシャリを覆うように小ぶりで上品に握ってあり、巻物も食べた時に形が崩れない大きさだ。そしてまた酢飯が美味しい。怪しい寿司はご飯が硬かったり柔らかすぎたり、酸っぱすぎるのもままあるが、「引き出し」のはバランスが良く量も丁度いい。10年前だったら物足りなく感じたかもしれないが、年をとった今は味が良ければ十分満足だ。
デザートは抹茶のチーズケーキ。乳製品とお茶は偉大な組み合わせである。私的アイスクリームのフレーバーナンバーワンは抹茶である。残念ながら数多あるリスボンのジェラート屋で抹茶味を常置している店はないが、まともな日本料理店では抹茶のアイスクリームが食べられる。しかし抹茶のチーズケーキは多分ここだけだろう。ややこってりしているので1個を二人で食べたが、もう少し軽めの抹茶のムースや抹茶ゼリーがあればもちろん一人で1個はいける。そうだ、作ってくれ!
前に来た時はお任せコースながら好きな魚を選んで握ってもらったり、ヒメジのお造りやあら汁を作ってもらったりと色々楽しめた。今回はランチメニュー、次は珍しいネタや好きなものばかりを思いっきり食べたい。今回は慰労でご馳走していただいたので、今度は私が奢る番になる。時価にビビらないように、それまでちょっと節約しよう。




