イワシの缶詰② ピリ辛トマトソース味
2021年 03月 05日
今年の3月11日は東日本大震災が発生して十年目に当たる。つい先月は福島沖を震源地とするかなり大きな余震があり、また今日はニュージーランドでマグニチュード8を超える地震が起き、周辺の国々や遠く南米にまで津波警報が発せられた。何時でも起こり得る災害に備えて、調理の手間がかからない保存食を備蓄するのは重要だ。しかし非常食は見るからに不味そうなものが多い。災害も食欲も起こらなければ、非常食は忘れられやがて賞味期限が切れ、いざとなったら役に立たない場所塞ぎになる可能性もある。かかる事態を避けるには、普段食べても美味しいものを非常食として用意しておくと良いのだそうだ。イワシの缶詰はその点非常食としては理想的な食品だ。急な出費が重なり財政上の緊急事態になった時も大いに役立ってくれる。
イワシ缶は、非常事態下ではそのまま食べても美味しいが、ちょっと手間をかければ普段の食卓に並べられる一品料理になる。特に唐辛子でアクセントをつけたトマトソース漬けは既に味がついているので便利である。一人前のパスタを茹でる側でイワシ缶を小さな鍋にあけて弱火にかけて温める。缶に付着したソースは水をちょっと入れて溶いてこれも鍋に入れる。私は一緒に飲むワインを加える。耐熱容器に入れてレンチンするのも良いだろう。ただし加熱しすぎるとイワシが爆発するので注意。パスタが茹で上がったら、鍋や耐熱容器にぶち込む。
かき混ぜずにお皿で蓋をして、エイッとひっくり返す。そうするとソースが自然にパスタ全体に行き渡り、イワシも形崩れしない。数人前作る場合はイワシは取り出して、ソースにパスタを絡めてからイワシを飾ると良い。バジルや紫蘇をアクセントにすれば、オシャレなイワシのパスタの出来上がり。
電気もガスも無く、カセットコンロ一つとか薪で火を起こさなくてはならない時は、パスタを茹でる鍋に缶詰も一緒に入れて温めると良いのではないだろうか。幸いまだそのような事態に陥った事はないが、今度試してみようと思う。





