菜の花のソテー(グレーロス・サルテアードス)
2021年 04月 20日
日本では菜の花畑が観光名所となっているところもあるが、真っ黄色の絨毯をテレビや写真で見ると、ああもったいないと思う。あんなに咲く前に摘み取らなきゃだめでしょう!
鰹節をかけた菜の花のおひたしも好きだが、もっと好きなのはポルトガル料理の菜の花のソテーだ。ご近所の大好きなレストラン「カーザ・ドス・パッサリーニョス(小鳥の家)」で魚料理を頼むと、菜の花のソテーがよく付いてくる。
肉料理の付け合わせはフライドポテトだが、菜の花に替えてもらう事もある。別皿でも注文できる。ニンニクとオリーブオイルで炒めた葉の花は柔らかく甘味があってとても美味しい。また仕事でよく行っていたファドハウスでは、ガイドやドライバーに食事を出してくれるのだが、あまり食欲がない時は菜の花の炒めものだけ頼んでいた。内陸の農家レストランの山羊のグリルの付け合わせは菜の花で、こんがり焼かれた山羊肉の肉汁を吸った菜の花は、肉そのものよりも旨いほどだった。
仙台の中央通りで菜の花1束80円、2束なら150円という札を見て、突然ポルトガルの菜の花のソテーの映像が脳裏に浮かび、味覚が蘇った。家にはイオンで買ったスペイン産のオリーブオイルとセブンイレブンのスペインワインがある。ヨークベニマルではスペインのニンニクも売っていた。どれもかなりポルトガルの味に近い。今はインターネットが作り方を教えてくれる。早速再現だ。
菜の花を少量の塩を入れた熱湯でさっと茹でて、しっかり水を切る。熱したオリーブオイルにスライスしたニンニクを入れて、焦げないようにオイルに香りを付けたら、菜の花を投入し、適宜塩を加えて炒めてできあがり。難しいことは何もない。好みで胡椒や輪切りの唐辛子でアクセントをつけても良いが、シンプルにニンニクと塩とオリーブオイルだけでも十分美味しい。
翌日のお昼は昨夜の残り物の菜の花を利用してパスタかリゾットでも作ろうと思っていたが、冷蔵庫には既に無かった。家人が食べてしまったらしい。仕方がないのでおひたし用に1束茹でてあったのを炒め物に流用し、一人で全部食べた。ああ、満足。








