クリスマスの鱈料理
2021年 12月 27日
大先輩のOvosMolesさんから、私のポルトガル帰還挨拶も兼ねてXmasランチはいかがですかとのお誘いがあったので、最大の感謝と食欲を携え引っ越したばかりの新居にお伺いした。OvosMolesさんはユーチューバーとしてポルトガル料理の紹介をしており、本格的な伝統料理にもチャレンジしている。参加者から料理のリクエストを募った結果、彼女が選んだのはトラディショナルだけど、普通のレストランでは滅多にお目にかからない鱈料理、バカリャウ・コン・ブロア。ポルトガルではクリスマスに鱈を食べる家庭が多く、また私もしばらく鱈料理を食べていなかったので、嬉しいチョイスだ。各自サラダやチーズなどの前菜を持ち寄って、大きめのテーブルも隙間がなくなった。
↓バカリャウ・コン・ブロアの作り方はこちら
メインは鱈の他に肉料理もある。キャセロールには、こんがり美味しそうな焼き色の付いた骨つき肉。クリスマスによく食べられる子山羊か仔羊だと思いきや、ポークリブだった。しかし文句のつけようのない出来栄えに皆舌鼓を打った。付け合わせのキノコご飯も香ばしい。今やこんなに完璧なクリスマスディナーを自前で用意できる家庭は、リスボンでは少なくなっているに違いない。なぜなら激しい雨にも関わらず、街にはウーバーイーツの配達員がひっきりなしに行き交っていたからだ。
メイン以上に重要なのはデザート。OvosMolesさんは数日前から3種類のスイーツを用意していた。ポルトガルのティピカルなデザートのライスプディング、アロース・ドーセ、ポルトガルでもブームになっているバスクチーズケーキ、ドイツの伝統的なクリスマス菓子、シュトーレンが出番を待っている。どんなにたらふくメインを食べても、甘いものは別腹。ましてや何が使われているのか得体の知れない市販のお菓子より、材料の真正さは鉄板の保障付きである。
ディナーの時間まで歓談は続いたが、夜はそれぞれの家庭でクリスマスを祝う参加者がぼちぼち退席し始め、私も後ろ髪引かれる思いでお暇した。しかしOvosMolesさんは、翌日は別メンバーで同じメニュー、つまり残り物で第2弾をやりますとおっしゃるので、また喜んで片付けに伺うことにした。最後に会って話をしたのがいつだったか思い出せない仕事仲間との再会を思いつつ、温かい雨のイブは更けていった。
他にも数種類のサラダとチョリソ入りケーキがありました。







