マデイラの笠貝(ラパス)
2007年 05月 21日
民族衣装の女性たちが働くフンシャルの市場
リスボンから飛行機で1時間40分のマデイラ諸島は亜熱帯なので、大陸のポルトガルにない食べ物がある。市場にある果物の種類は豊富でしかも大きい。リスボンで売られているチェリモアは女性の握りこぶし程の小さいものであるが、マデイラでは男性が両手の親指と中指で輪を作った位の大きさのもある。バナナは可愛い小粒のマデイラバナナもあれば、太いサツマイモのようなりんごバナナもある。熟してなかったせいもあるだろうが、しゃきっとした歯ざわりの、甘味が少ない、酸味の多いバナナで値段はなんと1本約400円!普通のバナナなら10本ついてるものが2房買える。りんごパインだか、バナナマラクジャーとかいう名前の不思議な果物もある。パイナップルもこの島の特産だ。

緑のとうもろこしのようなものがバナナマラクジャー(?)右下の松かさのようなものはチェリモヤ

海産物で楽しみにしていたのが、笠のような形のラパ貝。ポルトガル人にマデイラでラパスを食べたと言うと、たいてい目を細め遠いまなざしをして恍惚とした微笑を浮かべ「う~ん」と嘆声をあげる。浅いフライパンにニンニクをきかせたバターで焼かれた笠貝がじゅうじゅう音を立てながら運ばれてくる。弾力のある身を噛むとバターとニンニクと磯の香りが渾然一体となって、口の中に広がる。口の中の熱さを冷ますために飲むビールの旨さ!貝をひっくり返すと表面に海苔のような海藻がびっしりくっついている。これが磯の味をいや増す役割を果たしているに違いない。店の従業員が推すマデイラ名物のパン、ボーロ・デ・カコは、焼きたてのホカホカで香草とニンニクバターが塗られている。そのまま食べてもモチモチしておいしいが、貝を食べた後のフライパンに残ったバターをつけて食べるとこれまた涙が出るほど旨い!パンをもうひとつ頼んで貝のエキスを全て摂取したいという誘惑に駆られたのだった。

これはアソーレス料理店で食べたラパス。香草バターが使われている。
マデイラには世界遺産の月桂樹の原生林がある。月桂樹の枝に刺した牛肉のバーベキューも名物料理の一つである。ほんのり月桂樹の香りが移った肉はジューシーで柔らかくとても美味しい。ところが外国人がマデイラでキャンプをしてその辺の月桂樹の枝を取ってバーベキューをして食べたところ食中毒を起こすという事故があった。彼らは毒のある木を月桂樹と間違えて使ってしまったのだろう。注意である。

リスボンから飛行機で1時間40分のマデイラ諸島は亜熱帯なので、大陸のポルトガルにない食べ物がある。市場にある果物の種類は豊富でしかも大きい。リスボンで売られているチェリモアは女性の握りこぶし程の小さいものであるが、マデイラでは男性が両手の親指と中指で輪を作った位の大きさのもある。バナナは可愛い小粒のマデイラバナナもあれば、太いサツマイモのようなりんごバナナもある。熟してなかったせいもあるだろうが、しゃきっとした歯ざわりの、甘味が少ない、酸味の多いバナナで値段はなんと1本約400円!普通のバナナなら10本ついてるものが2房買える。りんごパインだか、バナナマラクジャーとかいう名前の不思議な果物もある。パイナップルもこの島の特産だ。

緑のとうもろこしのようなものがバナナマラクジャー(?)右下の松かさのようなものはチェリモヤ

海産物で楽しみにしていたのが、笠のような形のラパ貝。ポルトガル人にマデイラでラパスを食べたと言うと、たいてい目を細め遠いまなざしをして恍惚とした微笑を浮かべ「う~ん」と嘆声をあげる。浅いフライパンにニンニクをきかせたバターで焼かれた笠貝がじゅうじゅう音を立てながら運ばれてくる。弾力のある身を噛むとバターとニンニクと磯の香りが渾然一体となって、口の中に広がる。口の中の熱さを冷ますために飲むビールの旨さ!貝をひっくり返すと表面に海苔のような海藻がびっしりくっついている。これが磯の味をいや増す役割を果たしているに違いない。店の従業員が推すマデイラ名物のパン、ボーロ・デ・カコは、焼きたてのホカホカで香草とニンニクバターが塗られている。そのまま食べてもモチモチしておいしいが、貝を食べた後のフライパンに残ったバターをつけて食べるとこれまた涙が出るほど旨い!パンをもうひとつ頼んで貝のエキスを全て摂取したいという誘惑に駆られたのだった。

これはアソーレス料理店で食べたラパス。香草バターが使われている。
マデイラには世界遺産の月桂樹の原生林がある。月桂樹の枝に刺した牛肉のバーベキューも名物料理の一つである。ほんのり月桂樹の香りが移った肉はジューシーで柔らかくとても美味しい。ところが外国人がマデイラでキャンプをしてその辺の月桂樹の枝を取ってバーベキューをして食べたところ食中毒を起こすという事故があった。彼らは毒のある木を月桂樹と間違えて使ってしまったのだろう。注意である。
次々の更新 嬉しいですね。しかし、いかに日本人といえどもローリエぐらい匂いでわかりそうですが(笑)
昔日本にきたポルトガル人はオリーブオイルがなくてものたりなかったでしょうね。
昔日本にきたポルトガル人はオリーブオイルがなくてものたりなかったでしょうね。
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実家にも月桂樹があって、カレーを作るときよく2,3枚ちぎって入れていました。劇的に美味しくなったかどうかはなんともいえませんが。料理が
劇的に美味しくなるスパイスに、フランスのハーブ(エルブ)・ド・プロバンスがあります。友達からフランス土産にいただいたもので、月桂樹をはじめ数種類の香草がブレンドされて、カレーやパスタ、焼肉、焼き魚に使うと、あらあら不思議、簡単に地中海料理が出来上がる魔法のスパイスです。ポルトガルにもハーブ・ド・プロバンスと銘打ったものはあるけど、あの南フランス産の、可愛いプロバンス・コットンの模様のカップに入ったハーブ・ド・プロバンスにはかなわない。欲しいなあ。明治屋にないかなあ?
そういえば日本料理ってあんまり油を使わないですよね。南蛮人がてんぷらが伝えた頃、揚げ油は何を使っていたんでしょう。オリーブを植えて油が取れるようになるにはそうとうかかるだろうし・・・
劇的に美味しくなるスパイスに、フランスのハーブ(エルブ)・ド・プロバンスがあります。友達からフランス土産にいただいたもので、月桂樹をはじめ数種類の香草がブレンドされて、カレーやパスタ、焼肉、焼き魚に使うと、あらあら不思議、簡単に地中海料理が出来上がる魔法のスパイスです。ポルトガルにもハーブ・ド・プロバンスと銘打ったものはあるけど、あの南フランス産の、可愛いプロバンス・コットンの模様のカップに入ったハーブ・ド・プロバンスにはかなわない。欲しいなあ。明治屋にないかなあ?
そういえば日本料理ってあんまり油を使わないですよね。南蛮人がてんぷらが伝えた頃、揚げ油は何を使っていたんでしょう。オリーブを植えて油が取れるようになるにはそうとうかかるだろうし・・・
by caldoverde
| 2007-05-21 17:33
| ポルトガルの旅
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Comments(2)

