阿蘇列島旅日記part2 テルセイラ島1 シシャーロス
2008年 07月 24日

去年の夏はアソーレス諸島の最も大きな島、サン・ミゲル島を訪れた。3泊4日で珍しいものを食べ、温泉に入り、素晴らしい庭園を散策し、カルデラ湖をいくつも見、ボートで小島に渡ってと魅力の尽きないところだった。車の運転免許やダイビングやトレッキングの心得があったならば、なおいっそう楽しめただろう。実はアソーレス諸島は旅行業界で行われた世界で最も魅力的なデスティネーションを選ぶアンケートで堂々の2位を獲得した、今や知る人ぞ知る、おしゃれな行き先なのだ。
アソーレス諸島には全部で9つもの島があり、私はそのうちのひとつを訪れたに過ぎない。次回は世界遺産の町アングラ・ド・エロイズモのあるテルセイラ島と決めていたが、実際に行くかどうかは考えていなかった。たまたまインターネットで航空券の値段を比較しているうちに本気になって、一番安い、しかも早朝や夜でもなく時間が十分活用できるような時刻の切符をいつの間にか予約していた。出発の4日前のことである。宿は向こうに着いたら観光案内所で問い合わせるつもりで、リュックひとつに着替えを詰め込んで出かけた。夏でも本土よりも気温が低く曇りの日の多いアソーレス諸島なので、一応軽い長袖のニットと帽子を用意した。結局は使わなかったが水着も入れた。ガイドブックは去年もお世話になった英語のBradt社のAZORESのテルセイラ島のページだけコピーし携帯した。
空港からアングラ・ド・エロイズモまでは高速道路で20分、料金は15ユーロだった。リスボンの倍である。運転手に高いと言うだけ言ってみたら、空港からアングラまでは定額だということである。アングラはユネスコ世界遺産に指定されている古都にもかかわらず、第一印象は何とかランドとでも名づけたくなるテーマパークみたいな所だ、というのが正直な感想である。去年行ったサン・ミゲル島は白壁に溶岩が固まってできた黒い石の縁取りで、シンブルで力強いモノトーンの建物がほとんどであるのに、ここは17世紀の教会だろうが18世紀の宮殿だろうが派手なコントラストの色でカラフルに塗られている。恐らくポルトガル一派手な町だ。この島の人たちは独特の色彩感覚を持っているのだろうか。

テルセイラ島での最初の昼食はシシャーロスという小魚の唐揚げだった。リスボンではカラパウジーニョ(小鯵)やペティンガ(小さなイワシ)の唐揚げはよく食べられるが、これは多分アソーレスにしかないだろう。形は小鰺に似ているが、鯵のようにうろこがバリバリせず柔らかくて、身は青魚特有の臭みがなくとても美味しい。よく揚げてあるので尻尾や骨も食べられる。頭は残そうかと思ったがカルシウム補給にと食べてみたら、あら意外、魚の頭は苦いと思いきや、からっと揚げたシシャーロスの頭は香ばしく甘味さえ感じて一番美味い部位であった。昔はいくらでも獲れたので貧しい人々は毎日のようにこの魚の唐揚げを食べていたというが、今は天文学的に値段が上がったそうだ。それでも私が食べたこのシシャーロスは大衆的なバールの今日のお勧めで4,8ユーロほどだった。

おいしそう!小魚の揚げたのは大好き。
読んでるうちにまたアソーレス行きたくなっちゃったよ。
おいしいしきれいだし良いとこだよねー。
ちなみに魅力的なデスティネーション第一位はどこだったの?
読んでるうちにまたアソーレス行きたくなっちゃったよ。
おいしいしきれいだし良いとこだよねー。
ちなみに魅力的なデスティネーション第一位はどこだったの?
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去年のアソーレス旅行から早や一年とは、時のたつのの速いこと!ポルトガルは色々な国を植民地にしてるから、食べ物だけでなく建物も多様で美しいですね。ポルトガルの大河ドラマみたいのがあるなら、さぞ見応えがあるのでしょうね。
世界で最も魅力的な旅行先は・・・忘れました。アジアか中東だったような気がします。写真をクリックして拡大するともっと美味そうになるよ。
ポルトガルを舞台に大河ドラマといったら、やはり織田信長の時代でしょうかね。主人公は鉄砲の秘密と引き換えに南蛮人の船長の嫁にやられた種子島の領主のお姫様などいいと思いますが。
ポルトガルを舞台に大河ドラマといったら、やはり織田信長の時代でしょうかね。主人公は鉄砲の秘密と引き換えに南蛮人の船長の嫁にやられた種子島の領主のお姫様などいいと思いますが。
by caldoverde
| 2008-07-24 22:29
| ポルトガルの旅
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Comments(3)

