阿蘇列島旅日記part2 テルセイラ島篇3 黒い海岸 黒い口
2008年 07月 31日
三日間宿泊したアングラ・ド・エロイズモは島の南海岸の真ん中にある。ちょうどその対極、島の北側の中央にはビスコイトという小さな村がある。ここには島随一のワイナリーと自然の海岸線を生かした海水プールがある。また小さな漁港もある。漁港あるところには美味いレストランあり。しかもワインの産地でもある。のんびりとバスに揺られ、島の反対側まで行ってワイナリーでワインの試飲をした後、魚でも食べようと出かけた。

バスは村の公民館の前で止まった。中には郵便局と観光局もあり、一人の女性が両方の業務を兼任している。親切な女性職員は村の見所、帰りのバスの時刻、レストランなどを教えてくれた。
公民館の向かいにはワインミュージアムはこちらという看板が立っている。かつてテルセイラ島のヴェルデーリョワインは国外に輸出するほど隆盛を誇ったが、ブドウ栽培やワイン醸造に関わる労働力が激減し、今はこの家族経営のワイナリーでの直売と一部のレストランに卸す程度のわずかな生産量しかない。作られているのは主に白ワイン。アソーレスでは土壌の関係で、ボディのある赤ワインの生産には向いておらず、その代わり辛口の良い白ワインが作られる。
ヴェルデーリョワインを造るブドウ畑。冷たい風を避ける石垣で細かく区切られている。

ビスコイトとはビスケットの語源でもある。もともとは2度焼きという意味だ。大航海時代、船乗りたちは食料に保存に耐える2回焼いた硬いパン(ビスコイト)を積み込んだ。2回焼くのでパンは黒焦げに近い石のように硬いものになり、ポルトガル人が訪れた土地では、現地人からあいつらは石を食う変な人間だと思われた。ビスコイトの海岸は溶岩が固まった黒いギザギザの石でできた荒々しい磯である。まるで2回焼いたように黒いのでビスコイトと呼ばれるようになったそうだ。この磯にはいくつも岩で囲まれた水溜りが出来るので、底にコンクリートを敷き、歩道を整備して天然プールが作られた。洗面所や脱衣室、バールもあり、駐車場も完備しているこの海水浴場は地元の人にも人気が高い。付近には別荘とおぼしき立派な家もある。

観光局のお姉さんとワイナリーの主人が推薦するレストランは「オ・ペドロ」というタスカ(居酒屋)風の店で、店の主人が獲った魚を出すという。食べたのはボカ・ネグラ(黒い口)という名の魚である。キンキとか赤魚のような魚で味も赤魚系、美味である。出来ればサラダのオリーブオイルが魚にかからないように皿を別にしてほしい。魚+オリーブオイルの組み合わせは悪くないけれど、たまには塩だけで食べたい。白いご飯があれば尚良い。ボカ・ネグラはしょうゆ味で煮付けたり、一夜干しにしたり、粕漬けにしたり、味噌仕立ての鍋にしてもうまいに違いない。ポルトガルでは焼き物以外はカルデイラーダ(トマト味の魚介シチュー)くらいしか料理の種類がないのは残念だ。

バスは村の公民館の前で止まった。中には郵便局と観光局もあり、一人の女性が両方の業務を兼任している。親切な女性職員は村の見所、帰りのバスの時刻、レストランなどを教えてくれた。
公民館の向かいにはワインミュージアムはこちらという看板が立っている。かつてテルセイラ島のヴェルデーリョワインは国外に輸出するほど隆盛を誇ったが、ブドウ栽培やワイン醸造に関わる労働力が激減し、今はこの家族経営のワイナリーでの直売と一部のレストランに卸す程度のわずかな生産量しかない。作られているのは主に白ワイン。アソーレスでは土壌の関係で、ボディのある赤ワインの生産には向いておらず、その代わり辛口の良い白ワインが作られる。
ヴェルデーリョワインを造るブドウ畑。冷たい風を避ける石垣で細かく区切られている。

ビスコイトとはビスケットの語源でもある。もともとは2度焼きという意味だ。大航海時代、船乗りたちは食料に保存に耐える2回焼いた硬いパン(ビスコイト)を積み込んだ。2回焼くのでパンは黒焦げに近い石のように硬いものになり、ポルトガル人が訪れた土地では、現地人からあいつらは石を食う変な人間だと思われた。ビスコイトの海岸は溶岩が固まった黒いギザギザの石でできた荒々しい磯である。まるで2回焼いたように黒いのでビスコイトと呼ばれるようになったそうだ。この磯にはいくつも岩で囲まれた水溜りが出来るので、底にコンクリートを敷き、歩道を整備して天然プールが作られた。洗面所や脱衣室、バールもあり、駐車場も完備しているこの海水浴場は地元の人にも人気が高い。付近には別荘とおぼしき立派な家もある。

観光局のお姉さんとワイナリーの主人が推薦するレストランは「オ・ペドロ」というタスカ(居酒屋)風の店で、店の主人が獲った魚を出すという。食べたのはボカ・ネグラ(黒い口)という名の魚である。キンキとか赤魚のような魚で味も赤魚系、美味である。出来ればサラダのオリーブオイルが魚にかからないように皿を別にしてほしい。魚+オリーブオイルの組み合わせは悪くないけれど、たまには塩だけで食べたい。白いご飯があれば尚良い。ボカ・ネグラはしょうゆ味で煮付けたり、一夜干しにしたり、粕漬けにしたり、味噌仕立ての鍋にしてもうまいに違いない。ポルトガルでは焼き物以外はカルデイラーダ(トマト味の魚介シチュー)くらいしか料理の種類がないのは残念だ。

で、持って行った水着は活躍したんでしょうか?
二度焼きどころか、まだ一度も海に行ってないので、この砂浜にそそられていてもたってもいられません(涙
今頃はこの塩焼きより美味しいものをたらふく食べているのでは?
二度焼きどころか、まだ一度も海に行ってないので、この砂浜にそそられていてもたってもいられません(涙
今頃はこの塩焼きより美味しいものをたらふく食べているのでは?
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水着は宿に置いてきてしまいました。持っていたら周囲の目を釘付けにしたのですが・・・で、今日はリスボンの某日本料理屋の元板前さんが高円寺に開いた「清浄」というお店で美味しい焼き鳥やトルテイージャを食べました。
boca negraって、名前から勝手に日本で言う
のどぐろだろうと思ってたんだけど(調べてない)。おいしいのに
どうしてこっちにはないんだろうね。潮の流れの関係かな。
トルティーリャはうらやましくないけど焼き鳥はうらやましい・・
のどぐろだろうと思ってたんだけど(調べてない)。おいしいのに
どうしてこっちにはないんだろうね。潮の流れの関係かな。
トルティーリャはうらやましくないけど焼き鳥はうらやましい・・
名前からして当然口が黒いのかと思ったら、写真のように全然です。えらから中を見ると確かに黒いので、「のどぐろ」かも知れませんね。
トルティージャにはモロヘイヤが入っていてネバネバして美味かったよ!
トルティージャにはモロヘイヤが入っていてネバネバして美味かったよ!
by caldoverde
| 2008-07-31 10:25
| ポルトガルの旅
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Comments(4)

