阿蘇列島旅日記PART3 ファイアル島&ピコ島篇その4
2009年 07月 29日


ピコ島から折り返しのフェリーが港に着くと、下船する客、乗船する客、出迎えや見送りの人たちで賑やかになったが、日本人は見当たらない。それなのに誰かが私の名を呼んでいる。振り向くと以前一緒に仕事をしたことがあるポルトガル人のガイドだった。彼女はピコ島から来る便でファイアル島に降り立ったところであった。こんな大西洋のど真ん中で知り合いに会うなんて世の中は狭い。
ピコ島とファイアル島の間はわずか7キロ、30分ほどの船旅だ。フェリーが着くマダレーナは、教会を中心に伝統的な建物がちまちま並ぶ典型的なポルトガルの小さな村だ。港にはやはり鯨見物のボート屋が軒を連ねている。さて、港に着いたは良いが、泊まるところを未だ決めていない。フェリーの待合室の隣にある観光局で、個人の家を旅人に提供するゲストハウスのリストをもらい、一番部屋数の多い家に電話をかけてみた。部屋はあり、なんと次のフェリーが来る時間に車で迎えに来てくれるという。たぶん港で私のように寝る所を決めずにやって来た人たち相手の営業も兼ねてだろうが、ポルトガルにしては珍しいサービスの良さだ。



その日の夜はガイドブックに載っていた、マダレーナのワイン組合の隣にあるレストランで夕食をとった。この辺にしかない珍しいものをと期待したのだが、残念ながらそれほど目新しいものはなかった。「クエ」や「スズキ」など、定番の魚ばかりだ。しかし前菜にリスボンではアソーレスレストランでしかお目にかかれない「ラパス(カサガイ)」があったので、それを半人前頼み、メインはステーキにした。


ファイアル島とピコ島のどのレストランでもお通しに必ず出てくるのが、ピコ島のチーズ。これは非常に美味しい。私のランキングではポルトガルのチーズの中で2番目に美味い。中は淡い黄色で、匂いはそれほど強くない。弾力があってしかもクリーミー、軽い酸味のあるマイルドな味わいで、チーズ嫌いの人にもたぶん大丈夫。テルセイラ島の強烈な古漬けの匂いのするチーズとは全く違う個性である。



そうそう、この間オランダで買ったチーズ達があまりにおいしいんで、
「オランダはチーズの国だね!」とポルトガル人に言ったら「ポルトガルだってチーズの国だろうが!ピコのチーズ!エストレーラのチーズ!」と鼻息荒くして並べ立ててた。これが、そのピコのチーズなのね~。うん、うまそう。私こういう柔らかいチーズの方が好きだわ。
ニザとかの固いのより。
「オランダはチーズの国だね!」とポルトガル人に言ったら「ポルトガルだってチーズの国だろうが!ピコのチーズ!エストレーラのチーズ!」と鼻息荒くして並べ立ててた。これが、そのピコのチーズなのね~。うん、うまそう。私こういう柔らかいチーズの方が好きだわ。
ニザとかの固いのより。
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ファイアル島にフラメンゴス(オランダ人)という地区があります。昔オランダ人が入植したところだそうです。アソーレスのチーズは、フランドルのチーズの影響を受けているんでしょうね。
リスボンのカンポ・ピケーノの近くにアソーレスの店(LOJA DOS AÇORES)が開店して、チーズやチョリソ、お菓子やワインなどが簡単に手に入るようになりました。
リスボンのカンポ・ピケーノの近くにアソーレスの店(LOJA DOS AÇORES)が開店して、チーズやチョリソ、お菓子やワインなどが簡単に手に入るようになりました。
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by caldoverde
| 2009-07-29 07:40
| ポルトガルの旅
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Comments(3)

